Moonlight Classic オーナー’s コメント

Moonlight Clasic(ML-2C)のオーナー様方より頂戴したご感想のうち、許可をいただけたものを掲載させていただきます。

 

※Amazonの出品にもコメントをいただきました。ML-2C(N) ML-2C(R) ML-2C(S)

※公開内容については執筆者から了解をいただいていますが、編者の判断で伏字にさせていただいた箇所があります。
 原文について知りたい方は当方までお問い合わせください。


【福岡県の方】 第三期強化型

ハードウェアバージョンアップによる : 初期型→第二期強化型→第三期強化型
※以前に第二期強化型のご感想も頂戴しました。→こちら

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:K701
 Sennheiser ゼンハイザー:HD595
 Sennheiser ゼンハイザー:HD700
 Audio-Technica オーディオテクニカ:ATH-A2000X

●使用環境
 CDプレイヤー DENON DCD-1500SE
 プリメインアンプと併用のため、LUXMANのラインセレクターAS-4IIIを
 CDPとアンプの間に取り付けています。
 ラインケーブルは、MOGAMI2534です。

暑い季節が過ぎ、ヘッドホンの使用時間が増えたので、感想など書かせていただきます。

まず、改修前の二期強化型に比べ、低音の響きが一段と良くなりました。
K-701もATH-A2000Xも高音域が魅力のヘッドホンですが、その高音を活かしたまま、
バランス良く底上げがされた感じです。

そして、一番印象が変わったのが、HD700です。(595は最近は出番が減っています)
まだ、二期強化型だった頃に、試聴をした上でHD700を買い足ししたものの、
家の環境で聴いていて何か物足りない感じが纏わり付いていました。

一時は、ML-4Sソノラスを購入しようかと、横濱音羽製作所さんともメールで
相談に乗っていただきましたが、その時には迷いが大きかったため新規購入には
至らず、物足りなさを引きずったまま、折角買ったのだからと自分に言い聞かせるように
使用してきました。

もちろん、決して悪い音などではなく、言葉で説明できないもやもやを感じていました。

そんなときに、ML-2Cが第三期型へと進化しており、従来通りアップグレードも可能ということで、
更なる改修をしていただきました。

結果、理屈は抜きで、とにかく聴いていて楽しい音になりました。
音のキレが良くなりながら、耳に刺さらずに長い時間聴きたくなる、そんな音です。
どうにか言葉にするとすれば、研ぎ澄まされた刀の刃にわざと細かい傷をつけることで、
より斬れるようになる、といったところでしょうか。

当然、K-701やATH-A2000Xにもオンリーワンの魅力はありますが、HD700は迷ったら
とりあえずコイツ、とばかりに出番が増えました。

正直、ML-2Cを三期改修型にしていただいたことで、ヘッドホンアンプはすでに
必要にして十分と思えるようになりました。
ただ、実際にML-4Sでの音を聴いてしまったら宗旨替えをする可能性はありますが、
この第三期強化改修型、永く使い続けられる相棒だと思います。


【東京都の方】 第二期強化型

ハードウェアバージョンアップ(βオプション) : 初期型→第二期強化型
※以前に初期型のご感想も頂戴しました。→こちら

  (編者注)
    ML-2C初期型を第二期強化型へとハードウェアバージョンアップしてからのファーストインプレッションになります。
    また、文中のJupiterは細部に改良と強化を施したブラッシュアップ型Jupiterになります。

ML-2Cが無事に到着しまして、一週間ほど聞きました。
改修前の音の記憶が結構あいまいなので詳細な比較はできませんが、
単純な音質の部分ではJupiterとの差が縮まった感じがします。
そして低音の輪郭がよりはっきりして、地に足の着いた中低音よりの個性が分かりやすくなりました。
細かい音までくっきり描写するというよりは、曲全体を中低音を中心に
がしっとまとめて音楽として提供する様な感じ、でしょうか。
(もちろん解像度が低い感じはしません。)

温度の高い音に感じるのは以前と変わらずで、熱い曲でも暖かい曲でも力を発揮してくれています。

ボリュームについても以前より調整幅が大きくなり使いやすくなりました。

意外に効果がよく分かった部分はノイズ耐性の向上という部分で、
実はW5000で聞くときだけたまにジーとかザーいうようなノイズが発生していたのですが、
少なくとも現時点ではまったく無くなりました。
部屋のスペースの都合上オーディオラックの一つ下に大型のデスクトップPC、
二つ上にノートPCを置いているというオーディオ的にはありえない環境で、
何が原因だったのかも分かりませんが、しっかり影響を排除してくれているみたいです。
(ちなみにノイズはなぜかケーブルを握ると消えていました)

改修とは関係ないかもしれませんが、うちの環境だとML-2Cの音は耳より下により広がる感じがします。
(Jupiterだと耳より上が中心で、はっきり違います)
そっちのほうに意識を向けるようにして聞くとより味が分かりやすいことに最近気づきました。

改修で音が変わるということで若干の不安もありましたが、
何の問題も無くグレードアップを実感できました。

どうもありがとうございます。


【福岡県の方】 第二期強化型

ハードウェアバージョンアップ(βオプション) : 初期型→第二期強化型

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:K702
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 SHURE シュアー:SRH−1840、SRH−940
 DENON デノン(デンオン):AH−D5000

●使用環境
 iPod、iPhone → ONKYO ND-S1 → BELDEN 1506A →
 FOSTEX HP-A7 → MOGAMI 2534(BELDEN 8412)

ちょっとだけレビューというかファーストインプレッションです。

AKG K702、SENNHEISER HD650だけでなく、SHURE SRH1840、SRH940、
DENON AH-D5000でも視聴をしてみました。他の環境は変わりません。

強化オプション前に比べると、日本的な音になったと思います。
日本食のように足し算だけでなく、引き算の美学を感じるようなと
言いますか、書道で言う余白の美を感じるといいますかそんな音です。

確実なのは以前の物よりも音場は広くなり、解像度は上がっています。
押しと引き、陰と陽の差がちゃんと表現されるようになり、ちょっと
した印象ではヘッドホンが変わったかのように感じます。

強化オプションの音も大好きでしたが、初期モデルはどちらかというと
コトコトと煮込んだ深みのある洋風のスープのような音に今は感じます。
(何故か料理でのイメージが全てに湧いてしまいました。汗)

元の音も好きですが、日本のメーカーらしい日本的な文化の香りのする
横濱音羽製作所さんの「新 ML-2C 強化オプション」満足してます。

もっと聞き込んでいきたいと思います。


【福岡県の方】 第二期強化型

ハードウェアバージョンアップ(βオプション) : 初期型→第二期強化型
※後日、第三期強化型のご感想も頂戴しました。→こちら

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:K701
 Sennheiser ゼンハイザー:HD595

●使用環境
 (CDプレーヤー) DENON デノン(デンオン):DCD−1500SE

お世話になっております。
改修後のML−2C、本日無事に手元に届きました。
僕は、以下の環境でヘッドホンオーディオを楽しんでいますが、
CDプレイヤー DENON DCD-1500SE
ヘッドホン AKG K701
      ゼンハイザー HD595
早速、接続してヘッドホンはK701で数枚聴いてみました。
ローノイズ化ということで、今まで埋もれて聞こえなかった音が聞こえないものかと
期待しましたが、これは、再生装置の限界でしょうか、ここは正直期待外れでした。
今後、CDプレイヤーを買い替えるのを楽しみに待つことになりそうです。
ただ、低音の量と質は間違いなく良くなっていると感じました。音にメリハリが効いて
音をではなく音楽を聴いていると実感できます。
いままで、K701が苦手としていたハードロックも、低音域の制動がしっかりとして、
オールジャンル対応可、といった感じです。
ともかく、今回の改修施工は自分には大正解でした。
このたびは、本当にありがとうございました。


【静岡県 ⇔ インド、ニューデリーの方】 第二期型

●使用ヘッドフォン
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 AKG アーカーゲー:K701

●使用環境
 パソコン再生ソフト JRMC
 DAC Music Streamer II+

●音楽ジャンル
 ジャズ(ハードバップ、ウエストコースト、ピアノトリオ)、ボサノバ、女性ボーカル、クラシック

お久しぶりでございます。
しばらく日本に帰っておらず、先日GWに帰国した際にオーナーズラウンジの
手紙を見ましたので登録させて頂きました。ありがとうございます。

デリーでは住んでいるホステルが石造りで防音が良く、
昼間は大音量で音楽が聴け、夜でも音量を少し絞れば全然OKな環境で
ヘッドフォンは日本から色々持ってきたのですが、使わなくなってしまいました。
日本では音量を少し上げると嫁&娘からすぐうるさいとクレームが来るのですが、
まあインドではオーディオ的には恵まれた環境です。

従って、ちょっと変則的ですが、現在ML−2Cは
アクティブスピーカー(Jupity 301 タイムドメイン)の為のプリアンプとして使っています。
オーディオは素人なのでこのような使い方が良いのか分からないのですが
他のアンプと比べて音場の広さに驚くと共に、ML−2Cの上品な味わいが
クリアなタイムドメインのスピーカーで楽しめて日々満足しています。

ホステルの部屋は天井が無闇に高く4Mぐらいあるので、
非常に音がきれいに響き、クラシックや女性ボーカルは本当に寝不足になるまで聴いています。

ただやはり人間常に上が気になるもので、
ML−4Sってどんな音なんだろうなあと考えることもしきりです。

今後共よろしくお願い致します。

(※編者注 : 石造りで天井高4mとはさぞ音の響きが良いことでしょう。羨ましい限りです。)


【東京都の方】 ※後日、第二期強化型へハードウェアバージョンアップを行いました。→ご感想はこちら。

●使用ヘッドフォン
 audio-technica オーディオテクニカ:ATH-W5000 ←メインです
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 GRADO グラド:SR325is

私はイヤホンのグレードアップからオーディオに入ったのですが、
ML-2Cを手に入れてからハマってしまい上記のようなことになってしまいました。
PCのファン音が目下最大の敵で、開放型には不利な環境です。

●使用環境
 PC → データ専用USBケーブル汎用版(エルサウンド)
 → BIFROST(Schiit Audio) → STAX付属ケーブル → SRM-006tS(STAX)
 → ベルデン 82760 → ML-2C

 再生ソフト
 foober2000v1.2.3(排他モード)

●よく聴く音楽
何でも聞きますが主に
 同人音楽
 アニソン系
また、オーディオ環境の向上とともにフランク・シナトラ
なんかの良さも分かり始めました。


ここから本編ですが、一言でまとめるなら「大好き!」
という感じです。

W5000で聞くと、ゴムボールのように引き締まって弾力のある低音と
どこまでも美しい高音が合わさって大抵のジャンルの音楽は
素晴しく鳴らしてくれます。

特に夜にできるだけ部屋を真っ暗にした状態で(ここ重要です)、
さらに眼を閉じて好きな音楽を聴くと時間を忘れて没頭してしまいます。
もう最高です。

ただW5000だと録音レベルの低い曲でもボリュームが8時〜9時くらい、
普通の曲だと7時〜8時くらいまでしか回せないので、
相性という意味では良くないのかなとも思います。

その点やはりHD650は抜群の相性で、多少硬くて分析的なところがある
W5000だと違う感じのする曲(感覚的には温度と湿度の高い曲)で活躍してくれます。

ちなみにイヤホンだとSE535、IE8、10Pro、Westone4
を主に使っていて、ML-2Cにつなぐとそれぞれの
個性が際立ったいい音を出すのですが、ボリュームが全然回せず
ML-2Cの力を引き出しきれていない感じです。


実はちょっとした縁で*******の***-**** **********を
手に入れて主にこれと比較したのですが、ML-2Cが断然好きで
最近手放してしまいました。

***-****ももちろんハイエンドと呼ぶにふさわしい性能を持っていますが、
例えるなら「はかなげな美青年」と「金剛力士像」といったところでしょうか。
***-****のほうが一音一音の美しさはやや上で、力強さと
引き込まれるような魅力はML-2Cが上です。
(シングルエンド比較なのでフェアではないですが。)

そしてある意味音以上に気に入っているのが外装で、なんといいますか、
「これ以上に音がいいアンプ」はあるだろうけど「これ以上にときめくアンプ」は
無いだろうなと(ジュピターやソノラスは別ですが。)
機器の見た目やイメージが音の感じ方に影響を与える部分もかなりあると
私は信じていますので、HPを見てピンときた人なら外れることはないと思います。


以上、大して上手くもない文章を長々書いてしまいましたが、
つまり大好きなアンプです。
こんな製品が日本にあることをうれしく思います。


【京都府の方】 第二期型

●使用ヘッドフォン
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 AKG アーカーゲー:Q701

●使用環境
(再生装置)
 病院内  iPod
 自宅内  CDプレイヤー マイクロ精機:CD-M2 DC
(接続ケーブル)
 自作ケーブル:ウェスタンエレクトリック製

今晩は、
お世話になっております。

途中、治療で体調を相当崩しましたがML−2Cは約ひと月の間、私のベッドサイドに常に居てくれまして
素晴らしい音楽を与えてくれました。(※編者注:現在、入院療養をなさっている方です。)

その間に沢山のジャンルの音楽を聴きましたが、
当然万能選手では無く
やはりHD650やK701がお好きな方には堪らなく痺れるアンプですね。

音の傾向などは他の方の表現が的確だと思いますので、私としましては
此方の魂のアンプの音が沢山の方の耳に届いて欲しいと思います。

現在も入院していますが
病院の先生方や看護師の方にもML−2Cを聴いて貰いまして、皆さんこの素晴らしい音に驚いています。

最近はリケーブルなども流行りみたいですが、
先ず魂のアンプを手にする事を私は強くオススメしたいです。

また最初からML−2Cは
良い音を与えてくれましたが、最近はそれにプラスされて音の切れ、腰の座り
音楽全体の余裕度が更に磨かれて来た様に思います。

使えば使う程に気に入りました、
それとML−2Cは価格以上の実力が有りますね。

65000円は非常に、
お値打ちだと思います。

此方のアンプの音を知らずにHD650の実力がどうとか言われている方が気の毒に思いました。

最後になりますが
音の傾向などの感想で無くてすみませんでした。

引き続きML−2Cを良き相棒としまして沢山の音楽と過ごして行きます。

ML−2C
技術者様の姿が見えて来る魂のアンプ、もっと沢山の方の耳に届いて欲しいです。

今後とも宜しくお願いします。


【東京都の方】

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:K702

●音楽ジャンル
 クラシック、ジャズ

 オーディオの詳しい知識はありませんが、御社製品を快適に視聴(活用)させていただいています。
既に購入から約1年、多くの曲を聴きましたが、クラッシックは各パートの旋律が聞こえます。
佐渡裕氏のベルリンフィルの武満作品もよく聞こえました。
残音の余韻も鮮明です。

あえて贅沢を言えば、「抜けて響くような低音」がもう少し表現できればと思います(管弦楽で主に感じるとこ ろです)。
これはヘッドホン(K702)の影響や個人の感じ方もあるでしょうが。

それにしても、チェリビダッケは精一杯に各楽曲を引かせる指揮者ですが、彼の作品の迫力を堪能できました。
また、時として、彼はレコードの中で、時として指揮中に声を出している事が判ります。

 また、何よりも驚くのは、能の「謡」です。
音の輪郭が鮮明になった分、謡曲の法則が明確になります。
小生は能の稽古を積んでいるところですが、今まで聞こえなかったニュアンスが聞こえるようです。

 ジャズも心地良く聞いております。
先日来日した、80歳を超えるJon Hendricks氏の「In Summer」などは、
若かりし頃の氏の歌い方が来日時の歌い方と変わらない事を感じる事ができました。

 御社の製品が、生活の友であり、使わせていただき感謝している次第です。

 遅くなりましたが、感想です(良い製品を感謝!)。


【東京都の方】 第二期型

●使用ヘッドフォン
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650

●使用環境
 (SACDプレーヤー) Marantz マランツ:SA8400
 (DAコンバーター) LUXMAN ラックスマン:DA−100
            Audio gd:NFB−3、NFB−11

●音楽ジャンル
 クラシック

2日前の夕方に届きました。

この機会に電源周りとケーブルの整理を行い、新たにラインセレクターも使って
DAC(NFB-3 & NFB-11)とSACD(SA8400)→ ML-2C → HD650で聴いてみました。

*****も*****もヘッドフォン端子が意外に良いという評判でしたが、
あくまでオマケとしては良い方という事がハッキリ分かりました(笑)

特にSACDでシングルレイヤーのアルプス交響曲を聴いたとき、フォルテッシモでも
つんざくような音にならず、それでもフォルテッシモを表現しているという
コンサートホール中程からやや後ろ側の席にいるかのような印象を受けました。
ピアニッシモで弦とオルガンが叙情的な旋律を奏でてるときのホールの空気感のようなものにも
凄く感銘を受けました。

私が参考にしたブログにあったように、確かにゆったりと音楽を聴くには
このアンプとHD650は優れたコンビだなと実感しきりです。

同じくSACDで聴いたカラヤンの新ウィーン楽派(エソテリック盤)では、
それこそ聴いていて不快になる音がてんこ盛りなのですが、それがどうして
美しく響くのか、多少のプラシーボはあるにせよ、驚くばかりです。
日曜日は一日中、休憩も挟みながら音楽三昧でした。

まだ電源を入れて間がありませんので、これからどう変化していくのか楽しみです。
このアンプのために、勢いでHD800買ってしまいそうで怖いのですが(笑)
まずは感謝をお伝えしたく、稚拙な文章と共にお送りさせて頂きます。


【福岡県の方】

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:K702
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650

●使用環境
 iPod、iPhone → ONKYO ND-S1 → BELDEN 1506A →
 FOSTEX HP-A7 → MOGAMI 2534(BELDEN 8412 →ML-2C

ML-2Cを愛用させていただいております。
しばらく使っておりますが、どんどん愛着が湧いております。

お奨めをいただいていたRCAケーブルの交換を試してみました。
合わせて、こちらのトランスポートからDACへの同軸デジタルの
ケーブルも交換してみたところやっとポテンシャルが発揮出来て、
毎日とても良い音でなっております。
アドバイスをいただきありがとうございました。

ちなみにこちらの環境は以下の通りです。

iPod、iPhone → ONKYO ND-S1 → BELDEN 1506A →
FOSTEX HP-A7 → MOGAMI 2534(BELDEN 8412 →
横濱音羽製作所ML-2C → AKG K702、SENNHEISER HD650など

です。本当にとっても良い商品に巡り会えて喜んでいます。

ML-2Cの音は、なんというか二律背反する要素の両方を持っていながら、
それが喧嘩せずに高度にハーモナイズされているといった感じです。

繊細だけど厚みがあって、響きがあるけどボワつかず、空間が広く感じるけど
タイトでもあり、ちゃんと音楽を感じることができる良いアンプですね。

また、このサイズがとってもいいです。
ヘッドホンオーディオを楽しむ人にとっては、生活環境などの関係で
とても大きなオーディオラックなどは持てない方が多いと思うので、
このサイズ制限の中でこの音とは、本当に大満足です。

本当にありがとうございました。


【兵庫県の方】 第二期型

●使用ヘッドフォン
 AKG アーカーゲー:Q701(BELDEN88760リケーブル済)
 beyerdynamic ベイヤー:T1 / DT990PRO ←つい最近買っちゃいました

●使用環境
 ONKYO SE-200PCI LTD→〈BELDEN88760〉→ML-2C

●音源
 WAV、Appleロスレス
 Return To Forever、Norah Jones、Adele、Maroon5、MTV Unplugged他
 Juzz、Pops、Rockなどなど

Q701(エージング200時間以上)
アンプ購入を決断させられた機種であり、Q701を鳴らしきることを期待しての購入でした。
結果・・・大満足です。
ML-2Cにつなぐ前は、音の広がりはあるがボーカルがやや遠い、やや薄味。低音は控えめで量よりキレ重視と思っていました。
それがML-2Cを通すとびっくり。
低音こんなにでたっけ?というくらい量が増し、メリハリもしっかり。
高音の艶はさらに素晴らしくなり、音場の広がり、解像度があがりより繊細に!
期待していた部分ではあるのですが、こんなにポテンシャルを秘めていたのかと驚きです。
女性ボーカル、ストリングス系が特に気持ちがいい。

ベイヤーの2機種の購入は完全に予定外です・・・これはもう完全にML-2Cのせい・・・笑

DT990PRO(エージング150時間)
100時間を過ぎたあたりからすでに満足できるレベルに。
店舗での視聴時(他社アンプ接続)の印象では、弱ドンシャリ。
中音はややこもるが、低音と解像度はこの価格帯では圧倒的なコスパ。
それがML-2Cを通すと、よりフラット寄りに。
こもりぎみだった中音が近づき、低中高音のバランスがよくなった。
もともとの低音はよりパンチ力にキレがある感じに。
並の開放型のイメージを覆す面白い機種だと思う。
Q701より男性ボーカルなんかは楽しい。
普段使いにオススメ、そして安い!

T1(エージング150時間)
一応は最低限のエージングは完了したかと思う。
やはりというか、すでにそのポテンシャルの片鱗は感じる。
テスラドライバーのキレと繊細で緻密な自然な音は唯一無二かと。
耳元で語りかけてくるボーカルは男女選ばず気持ちいい。
音にメリハリがあり硬めかと思うと、しなやかでもありという感じでバランス感が絶妙。
ただ今の環境でいくらエージングしてもT1の限界は分からないかもしれないとも・・・
思わずJupiterが欲しくなってきました。
罪作りなやつです。

最後にML-2C共通の感想としては、
絶妙な矛盾の同居というところでしょうか。
たしかに解説文の通りで、“繊細かつパワフル”は聴いて初めて納得した。
日本の軽自動車のボディにフェラーリエンジンを積んだような感じだろうか。
ML-2C、音もデザインも、知らなかった頃にはもう戻れません。
あたたかい光を灯しながら、音楽と過ごす今日この頃より。


【大阪府の方】

●使用ヘッドフォン
SONY ソニー:MDR-CD900ST(密閉型・63Ω)
GRADO グラド:ALESSANDRO/MUSIC SERIES ONE(開放型・32Ω)

●使用環境
ONKYO C-1VL(CDプレーヤー)
DENON DCD-1650SR( 同上 )
DENON DP-51F(レコードプレーヤー)

●音楽ジャンル
女性ボーカル(ロバータ・フラック、カサンドラ・ウィルソン、ノラ・ジョーンズなど)
男性ボーカル(ロッド・スチュワート、アート・ガーファンクル、スティング、それにオフコース)
その他、ロック(トト、ジャーニー、ヨーロッパなど)

●購入の経緯
日本の多くのレコーディングスタジオでモニターとして使用されているヘッドフォン、SONYのMDR-CD900STを購入し、
CDプレイヤーのヘッドフォン端子に繋いで聞いていたのですが期待していたような音が出ず、3か月程でお蔵入りしました。
このヘッドフォンはアマゾンの評価でも賛否両論でありそんなものかと思っていたのですが、
あの山下達郎氏も愛用しているということを聞きつけ、
ひょっとしてアンプを替えたら音が変わるかもしれないのでは?と思い至り、
色々物色した結果この「ML-2C」に辿り着きました。

●購入した結果
結論から申しますと、MDR-CD900STとML-2Cの相性は極めて良いと言えます。
高音域の音がとても綺麗に鳴ります。
ドラムのシンバル・ハイハット、アコースティックギターの5・6弦。
繊細だけれども弱過ぎず、でも強過ぎず。
それに対して中・低音域の音も十分な厚みが有り、地に足をつけた感じの安定感があります。
ベースの音も輪郭は明瞭で決してぼやけず一音一音しっかりと聴きとれることができます。

 「ひとつひとつの音はそれなりに綺麗なのだけれど何処かバラバラでまとまりが無く、
 無機的・無表情、何を聞いても今ひとつ楽しめない」CD900STのイメージは、
 「本当に繊細かつ綺麗な高音」と「全ての音を極めて正確に聴かせてくれる」本来のスタジオモニターの美点が十分に発揮された
 「音楽を純粋に愉しむことのできる」ウェルバランスなヘッドフォンに変貌しました。



●余談ですが..
夜眠る前にヘッドフォンで音楽を聴いてから寝ることが多くなりました。
最初はイージーリスニング的なものが多かったのですが、
最近では昔よく聴いていたハードロック・ヘビーメタルも聴いたりします。
寝れないかなと思いきや、意外に安からかな眠りにつくことが出来たりします...。

以上


【大阪府の方】

●使用ヘッドフォン
 DENON デノン、デンオン:AH-D5000

●使用環境
 CDプレーヤー SONY CDP-XE700  TEAC PD-P50
 MacBook MB063J/A DAC RATOC RAL2496HA1

 ML-2CとジュピターML-3Jとの関係は,大が小を兼ねるというものではなくて(ML-2Cはジュピターの廉価版ではなくて),
市販製品としての制約の中で,それぞれに違った極みが追求されています.
私はML-2Cとジュピターの両方を所有していますので,ジュピターとも比較しながらML-2Cの印象を述べたいと思います.

 両者とも音質は,やさしく,緻密で,しかも,すっきりしています.

 ML-2Cの音は伸びやかです.それも直線的です.ストレートに減衰し,すっきりと消えます.
音場の拡がりは標準です.演奏者がリラックスして奏でる生演奏の趣があります.
絵で例えれば写実的な水彩画といったところでしょうか.
ですからリラックスしたリスニングに向いていると思います.

 一方,ジュピターの音作りは,音楽家の情念が染み出してくるような,深い味わいがあるものです.
音の消え方もなだらかなで余韻を残します(富士山の稜線のように).音場は非常に広く構成されています.
すべてをストレートに表出するのではなく,内に秘めて,秘めて,そこから滲み出たエッセンスを吟味した上で,
広い音場に配置する仕様です.絵画で言えば印象派の絵画と言ったところでしょか.
写実的にすべてを表現するのではなく,世界の意味を構成するエッセンスを吟味・抽出して描写した世界と言えましょう.
音楽家が緊張感をもって表現に臨んでいるのが伝わってきますし,それを受け止めるリスナー側も構えを要します.

 録音エンジニアが本気で作り込んだ作品は,録音年代の新旧を問わずジュピターは見事に表現してくれます.
一方でカジュアルな音源との相性はよくありません.
その点でML-2Cは,音場の狭いポータブルCDプレーヤーTEAC PD-P50と接続することで,
カジュアルな音源でも,バランスよく心地よい音を奏でてくれます.PCの圧縮音源でも同様です.

 以上のように,ML-2Cもジュピターもそれぞれに魅力的な逸品です.
ですから余裕のある方は私のように両方を所有することをお勧めします.
精選された最高の道具を持つことによって良質で多様な経験が与えられ,
自己の内面世界を豊かに拡げることができます.


【東京都の方】

●使用ヘッドフォン
 Victor ビクター:HP-DX700
 密閉型、インピータンス64Ω。
 解像度は値段なりか若干下回るといったところ。
 密閉型であるにもかかわらず音場は広く、また音の「響き」や「余韻」の表現が非常に上手く暖かみのある音を聞かせてくれる。
 音の傾向はしいて言えば弱ドンシャリだが、どこか特定の音域が不自然に強調されることも無く、
 私にはそれが非常に自然で心地よく感じられる。

●使用環境
 ・ML-2C導入前
  音源:iPod classic(ファイル形式AIFF(非圧縮))からデジタル出力
     →D/Dコンバーター&D/Aコンバーター&ヘッドホンアンプ:オーデイオテクニカAT-HA35i→ヘッドホン

 ・ML-2C導入後
  AT-HA35iより上流は導入前と同じ。下流はAT-HA35iをD/Dコンバーター、D/Aコンバーターのみとして利用し、
  そこからML-2Cにアナログ接続(ケーブル:ビクターHi-Fi CN−515E)した。

●良く聴く音楽ジャンル
 クラシック、ジャズ、ポップス等

●ML-2Cの音について
 素晴らしい。
 低域から高域まですべての音をより鮮明に聞かせてくれる。
 オーケストラでは楽器一つ一つの音が際立つ。
 ソロ楽器の音の細かいディティール、ボーカルの息遣いなども生々しいほどに再現してくれる。

 このように間違いなくML-2Cの音は繊細だ。
 だが、ML-2Cの音の全体の音の印象は「細い」というよりもむしろ「力強く、太い」のだ。
 例えるならミニカーのスケールが1/43から1/18になったように、
 あるいは鉄道模型がNゲージからHOゲージになったように、
 細部の繊細さと全体の迫力を同時に得られたといった所だろうか。

 音場の絶対的な広さは、HP-DX700が元々十分広い音場を持っているせいか、
 ML-2C導入前と導入後ではさほど変わっていない。
 しかし以前はすべての音が何となく遠くから聞こえていたのに対し、
 導入後は近くにあるべき音は近くから、遠くにあるべき音は遠くから聞こえるようになり、
 より臨場感豊かに音楽を楽しめるようになった。

●ML-2Cの音以外について
 私の場合ML-2Cに興味を持ったそもそものきっかけがデザインだったのだが、実際に手にしての質感は期待以上だった。
 特に前面の木目パネル、操作に適度な重量感のある金属製の音量ダイヤルが非常に気に入っており、
 所有欲を十分に満たすものだと感じる。

●ヘッドホンとの相性
 ML-2Cは、HP-DX700の短所:「解像度がさほど高くないこと」を補い、
 長所:「音場の広さ」を存分に生かせるいい音を出してくれる。

 私は音楽を聴く際、音の響きや余韻などの「温かみ」を特に重視しますが
 それらはML-2Cも得意なようで今まで以上に満足のいくものとなっています。

●購入までの経緯と総評
 最初のきっかけはアマゾンのサイトだった。
 そこで他のヘッドホンアンプを見た際、「関連商品」の中にあった一台の個性的なデザインのアンプに目を惹かれたのだが、
 それがML-2Cだった。

 その後製作所のHPを拝見させて頂き、
 「ML-1の前身機はオーナーが夜に音楽を楽しむことから、開発も夜に行った」等の
 「人間の感性を大切にする姿勢」に深く感銘を受けた。
 また、製品紹介の端々から「製品を愛する想い」が伝わってくるようで、
 ぜひそのような方々の創ったアンプを使ってみたいという思いを抱いた。

 次にML-2Cの製品紹介や開発者レビューをみて、このアンプは自分の好みに合いそうだと感じた。
 さらに、ML-2Cの製品コンセプトに「一日の終わりに好きなお酒を飲みながら、好きな音楽に身をゆだねる」
 という趣旨のものが在ったのだが、それはまさに自分の音楽の楽しみ方に合致していた。
 それが最終的な購入動機だった。
 とはいえ、5万円超のアンプを試聴も無しに購入するのはやはり「清水舞台コース」であったのは否めないが・・・。
 かくして私の元にML-2Cはやってきたが、結局それは杞憂で、彼は十分値段以上の仕事をしているように感じる。

 ML-2Cで音楽を聴きながら、
 内部にぎっしりと詰まったディスクリート回路がせっせと電流を流している様子に思いを馳せると、どこかワクワクしてくる。
 電源を落とし、沈み行く夕日のごとくスーッと消えていく橙色のパイロットランプを眺めていると、
 楽しかった時間の余韻のなかに様々な思いがよぎって来る。
 「妥協無き最高の音楽環境の提供を通して、所有する方の人生の向上にも寄与できるはずだと、私たちは本気で考えています。」
 この製作所のHPの冒頭にそのような一文があるが、
 私にとってML-2Cは「それも伊達ではない」と感じさせる程の素晴らしいアンプだ。


【北海道の方】

●使用ヘッドフォン
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 AKG アーカーゲー:Q701
 Shure シュアー:SRH940

●使用環境
 ネットワークハードディスク→PIONEER N-50→アナログ出力(ライン)→ベルデンケーブル→ML-2C
 とつないでおります。(USB DAC使うより、音がきれいです)

●音楽ジャンル
 クラシック、ポップス、ソフトロック、ニューエイジ、ジャズなど

これまでヘッドホンアンプ+DACとして、CARAT TOPAZ signature, LUXMAN DA-100を使ってみましたが、
当たり前なのかもしれませんが、ML-2Cのほうが明らかに出力が高く、
HD-650やAKG-Q701(最近買ってしまいました)を鳴らし切っている印象です。

******もよいヘッドホンアンプと思いますが、ML-2Cのほうが、音がより澄んでいるように感じました。
何よりも、ML-2Cは聞いていて、うっとりとしてしまいます。音に引き込まれ、あきさせません。
おかげで、睡眠時間も減らされるくらいです。

実は問題がSRH 940ですが、感度が高いのか、少しvolumeあげると爆音になりやすいです
(特にアコースティックリバイブのケーブルに換えたとき)。

音楽のジャンルは、クラシック、ポップス、ソフトロック、ニューエイジ、ジャズなどいろいろ聞きますが、
基本どれ聞いてもいいですね。ただ Q701で聴いたとき、クラシック系の管楽器の音が少しささることあります。
最近、ハイレゾ音源もダウンロードして聞くようになりましたが、聴いていて楽しいですね。

僕はスピーカはSOUND STICKS Vしか持ってませんが、ML-2Cを買ってからは、ほとんど聴かなくなりました。
それだけ、ML-2Cの音が魅力的な証拠ですね。


【神奈川県の方】 ※複数回に分けて頂戴しました

●使用ヘッドフォン
 audio-technica オーディオテクニカ:ATH−AD1000
 (後日購入)Sennheiser ゼンハイザー:HD650

●使用環境
 Style audio スタイルオーディオ:CARAT-SAPPHIRE(DACとして使用)

●音楽ジャンル
 JAZZやPOPSの女性ボーカル、クラシック、イージーリスニング

(その1)
最初に手にした印象として、
 オーディオ機器で本革張り仕様というのは、初めてです。
 シンプルながら落ち着いた色合いで、高級感があります。
 特注品の様な感じがします。気に入りました。

 
早速 ATH−AD1000を繋げて、いままで、いろいろな曲を聴いていました。
結果は、大満足です。嬉しくなりました。

ATH−AD1000は、いままで、下記の印象をもっていました。
 ・やや中高域よりで低音の量は、少なめ。
 ・繊細な音でもなく、豊かな音でもない。
 ・こもり感はなく、素直で すっきり、さわやかな感じの音。
 ・音場は、狭い。耳のすぐ近くで鳴っている感じがする。

 
アンプをML−2Cにしたら、一言でいうと、音が豊かになりました。

うまく表現できませんが、ML−2Cで鳴らしたときの
私の主観的な感想を箇条書きにしてみます。
 ・メリハリがでた、くっきり感が増した。
 ・音に広がり感、厚みがでた。
 ・押し出し感というか 迫力が増した。
 ・ボーカルや楽器のリアル感が増した。
 ・低域の量が増えた、質の良い低音がでる。
 ・中域の音がよく聴こえる。
 ・情報量が増えた、いままで聴こえなかった音が聴こえる。
 ・音の余韻もよく響く。
 ・音量を上げてもうるさくない。大きめの音で聴きたくなる。

DACとの相性もあり、DACが変わると印象も変わるかもしれませんが。
(DACは、Style audioの CARAT-SAPPHIREという DACを使っています)

元気な曲は、より元気に、ゆったりした曲は、よりゆったりと、
AD1000を充分 鳴らしきれていると思います。

ML−2Cの購入を決める前は、アンプを変えるより、
ヘッドホンを変えてみるのが先ではないか、とも考えていましたが、
ML−2Cを購入して、正解でした。
末永く、相棒として付き合っていけます。
良い製品を ありがとうございます。


(その2)
ML−2CとATH−AD1000の相性について、
 音質については、前回 書いたように、大変満足しています。
 AD1000の格が上がったような感じです。

 音量について、後から少し気になりました。
 AD1000は、インピーダンスが40Ω、音圧レベル100dB/mWで
 比較的 音量が とり易いです。
 
 私の方では、パソコン側の 出力レベル(2Vrms)を 25%くらいにして、
 ML−2C側では、 ボリューム 9時前後で常用できるように調整しています。
 出力レベルが可変できないようなソース機器では、音量が大きくなりすぎて、
 ML−2C側のボリュームが あまり上げられないケースがあると思います。


(その3)
お蔭様で 毎日 音楽を楽しんでいます。
ML−2Cでしばらく聴いてみた感想を書いてみたいと思います。


ML−2CでATH−AD1000を鳴らすようになってから、
音質が向上したので、クラシック音楽も良く聴くようになりました。
クラシックを聴いていると、

バイオリンの音色が美しいです。

ほかの楽器も 音の分離が良くなったというのでしょうか、
個々の楽器本来の音がよく聴こえる感じです。


また、ATH−AD1000で、女性ボーカルものを聴いていると
いままでも、耳もとで 唄っているような感じが気に入ってました。
ML−2Cで鳴らすと、より一段とリアル感がでて、深みが増した感じです。


Mellow JAZZを聴いていると 低域の響きが心地よく、
ゆったりとくつろげます。


深夜にサイドスタンドの明かりだけを灯して聴いていると、
ほんとうに心地良く音楽に浸れます。

昨日、バイオリンの川井郁子のオーロラという曲を聴いていたら、
音に包まれるような、不思議な感じがありました。
これは、初めての感覚でした。


ムーンライト クラシックの名前のとおり、
月明かりのもとで、静かに音楽を聴きたくなります。


ML−2C いいです。


【山口県の方】

●使用ヘッドフォン
 Sennheiser ゼンハイザー:HD650
 audio-technica オーディオテクニカ:ATH−W3000ANV

●使用環境
 (CDプレーヤー) ESOTERIC エソテリック:K−03

●音楽ジャンル
 ポピュラーヴォーカル、ロック、ジャズ、クラシック

昨年、ふと久しぶりにヘッドホンで音楽を聴いてみようと思い立ち、
なじみのショップで勧めてくれたHD650を手に入れたのは4月下旬頃。
でも、プリメイン・アンプの端子に接続したのではなにか楽しめない。
やはり専用アンプが必要かなと調べていた頃に見かけたのがML−2Cだ。
ちょっとレトロ小粋な外観にぴんと来た。なかなかこいつは面白そうだ!

 でも、いざ53,000円(※初期型の価格です)を支払うとなると率直なところ迷った。そりゃそうだ。
横濱音羽製作所なんて聞いたことないし、なんたって肝心の試聴もしていない。
えーいギャンブル気分でいくかと、おっかなびっくり注文したのは連休前の頃。

さて、そんなこんなで我が家にやってきた蛇革ML−2Cだったが、
写真のとおり少しレトロっぽくて暖かみのあるデザインは長くつきあえそうな奴だ。
しかし、問題は音だよと慣れ親しんだディスクを再生してみると中域の豊かさがすんなり耳に届いた。
古いポップスやジャズ、クラシックなど決して録音状態が良くないものでも、それをあからさまに示さず心地よく聴かせてくれるのだ。
あれ、HD650ってこんな音だったかな?

 しばらくして、ヘッドホンを買ったショップで某大手メーカー製USB-DACの試聴会があった。
自分のHD650を持ち込んで内蔵ヘッドホンアンプを試したところ、クリアだけど中域の薄い音にこんなものかとガッカリ。
いくらDACが売り物でもコストの制約があったとしてもそれを感じさせられては・・・。

 そうか、きっとML−2Cの作り手たちは音楽の聴かせどころを分かっているセンスの持ち主なんだ。
時の経過や機器類の変更を行うごとにますますその感を強くした。
優れた機器では、フラッグシップ機は作り手の情熱や力量が分かるけれど、
制約の多い小型機で出会えるのは彼らのセンスの良さだと思う。
その後フラッグシップ機ML−3Jを入手した今だから余計にそう実感している。
これからはML−2Cにデスクトップで活躍してもらおうかな。


 

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